エガオノホシ





赤面。







『誰にも、邪魔されたくない。絶対に、2人だけで泊まろうな!』







『今、旅館に居るからそう思ってるだけで…』







『本気で、思ってる。』







じーっと。







『ありがとう。嬉しいよ。お風呂に…行かない?自慢の1つだって!言ってたから…』







『良いよ。勿論、混浴だよね?』







『えっ!?』







混浴風呂?


それって…







『混浴でも、俺は良いけど…お前が嫌なら、別々でも。お前が、決めて!』







『わ…私が?』







一緒に入る?

別々?



迷う。





好きな人と一緒に入りたい気持ちはあるけど…自信がない。


ガッカリするかもしれない。







『お前が、何を考えて迷っているのか!?何となく、分かるよ。“自信がない”とか…違う?』