別荘一軒ずつ。 一台の車。 【奥村】 玄関は、 鍵が! チャイムを押し、 隠れる。 確認。 ゆっくりと開き、 姿を見せる。 奥村ヒロキ。 ドアが閉まる。 奥村ヒロキは、 首を傾げ地下へ。 ドアを開け、 べッドに眠る亜里沙を見つめる。 『亜里沙、やっと手に入れる事が出来たよ。やっと、僕の物に!』 頬を撫でる。 唇を撫でる。 『あんな男より俺の方が、亜里沙を大切にする。あんな男には、絶対に渡さない。』 瞼が動き、 ゆっくりと。 ここは…どこ? 『お…奥村…先生?』