『由香、何処に行ってたの?』
急いで、
戻って来た。
『ちょっと…ね!気分は、少しだけ楽になったわ。次も、ちょっと…出る。』
微笑む由香。
『何処に、行くつもり?何か…しようとしてる?』
『私が、何を?可笑しな事、言わないでよ!ちょっと、用事よ。』
不審に思うのは、
気のせい?
あの件に関しての動きなのだろうか!?
携帯を手に教室を出る由香を、
じーっと。
考え込む。
『由香、可笑しくない?』
『由香?そう言えば、居なかったよね?』
『戻って来たんだけど…また、外に出るみたいよ。スッキリ顔してたわ。でも、様子が可笑しくて…あの件に関連してるのかな?』
青井理の事。
彼女の二股疑惑。
『…してるわ。でも、スッキリ顔は気になるわね。昨日は、あんなに八つ当たりして怒ってた者が…確かに、可笑しい。』
『…でしょ!?何か、嫌な予感がする。由香に、反抗出来ない者達が居るはずよ。言いなりで、動くはず!!青井理の彼女って!誰なのか!?知ってる?』
『知ってるよ。確か…』


