『正直に答えれば、スッキリする。その震えが止まる。話せ』
睨む。
『コイツは、悪くないんです。コイツは、只…』
『俺は、そいつに聞いてる。お前じゃないそいつの口から聞きたいんだ』
1歩前に。
『す…すみません。俺…只、頼まれて…あんな事になるなんて…』
『お前が、何を頼まれたのか!?最初から話せ』
『理、ここじゃ話せないんじゃない?屋上に移動したら!亜里沙の事は、何とか!?理由を付けて、誤魔化すから。』
屋上に移動する3人。
『ここなら、3人しか居ない。話せ』
『は…はい。中学の同級生から…女子からメールが届いて、内容は【森口亜里沙に声を掛け、誘き出せ。】でした。何度も、断りました。でも…従うしか…俺、中学の頃…その女子からイジメられていて、逆らえず。今でも…精一杯。断りも…それで…』
『それで?』
首を振る。
『分かりません!声掛けて、誘き出すと後ろから男が布を口を塞ぎ意識を失った森口さんを連れて行きました。お…俺は、突然の事で足が動かずに!』
『立ち尽くして、助ける事が出来なかったって!事』
『は…はい。す…すみません。』
『男に、見覚えは』


