何回も順々に写真を捲り、
何度も何度も。
足音に気付き慌てて携帯を仕舞いお手洗いを出る。
職員室に入り、
椅子に座ると…
『奥村先生、どうでした?』
『初日の授業は、緊張しました。あの、岡田さんって!どんな子ですか!?』
『岡田?また、何か…言われたのか!?』
『いいえ。いつも、あんな感じですか?』
腕を組む。
『いいや。初めて、見たよ。今日は、気分が不調だったんじゃないか!?気にするな!明日になれば、忘れるさ!』
『そうでしょうか!?』
『あぁ~。岡田だけじゃないぞ!他にも、そう言う生徒は居るからしっかりしないと持たない。教師をしたいなら頑張らないとな!!』
肩を軽く叩き、
立ち上がり職員室を出る。
名簿を開き、
名前を心の中で読み顔を一致させ覚え込む。
亜里沙の名前を指でなぞる。
君を、
手に入れたい。


