エガオノホシ





『放課後、校門前ではなく下駄箱前で待っててくれ!良いな!?』







『うん。』







お互いの教室へ。







亜里沙は、
そのままお手洗いに向かい鞄の中に仕舞った紙切れを見つめる。







私は、
許されてないの?





愛しては…いけないの?







“地獄と死神”
昔の私も今の私も。







綺麗に折り直し、
鞄の底に隠すように。


お手洗いを出て、
気持ちを整え教室に向かう。







席へ。





『おはよう。』







『おはよう。』







真純は、
隣の教室に。

不在。





鞄の中から授業セットを取り出したその時に底に隠してた紙切れに目が向き手帳で隠す。

チャック。







やっぱり、
私は…


首を大きく振る亜里沙。







チャイムが鳴る同時に、
真純が席に座る。







口パクで、
『おはよう。』







亜里沙も口パクで、
『おはよう。』