エガオノホシ





『裕さんは、要の友人だったんですね。友人繋がりの要と理に出会う。この出会いは、神様のイタズラ…何でしょうか!?裕さん、ごめんなさい。』







『謝られても…理由が分からないから、困る。要に、何が!?』







要の事を、
ありのまま全部話す母親。


辛い表情をする亜里沙の手を握る理。

しっかりと!







カウンターテーブルを強く叩く音にお客達は驚く。







裕の母親は、

『すみません。』

謝る。







『ナゼ!?教えてくれなかった』







『お前の為に決まってるだろ!?この事を知れば、何するか!?分からない。だから、それを阻止させる為に。でも…な一番辛いのは、お前じゃない亜里沙だ亜里沙の心の中には、西島要が居る。それでも構わないと、俺は言った。今は、俺の事を強く思ってくれてるからって!要を忘れた訳じゃない。裕、それぐらい分かるよな!?』







『分かってる。俺は、知らなかったとは言え…失礼な事を…すまない。俺が、この事を知れば…要を事故に遭わせた奴の家族に会いに行くだろうな会いに行って暴れて、滅茶苦茶にしてただろうな犯人は、警察署だし』







『そうなると思ったから知らせなかったんだよ。おばさんも、要のご両親も。要の事を知る者達は、お前と同じような事をしたかったはずだ喜ばない。それなら、西島要が愛した亜里沙を見守って欲しいと願ってる。言っとくけど、“好き”になるなよ。それは、許されてない。願ってもない。』







『それは、お前の感情だろ!?』







理と裕、
お互いに笑み。







『悲しくなるから止めましょ!?亜里沙ちゃんが、幸せなら要君も安心してるはず。食べて帰る?』