『気のせいだよ。』
『彼氏に対しての「ムカツク」って!聞こえるけど…それ以外に、例えがある?』
『生徒は、生徒。それだけ!』
じーっと!
笑みを浮かべ近付き、
『手…出すなよ』
怒り口調で、
耳元に囁きその場から離れる。
『ま…まさか!?アイツ』
後ろ姿を睨む。
体育館では、
美少女コンテストの優勝者の発表。
クラスメート達の祈りは、
届かず。
学校代表者として決まったのは、
隣クラスの女子。
優勝出来ず、
ショックを受け泣き出す大久保沙智。
ティッシュを差し出す。
涙を拭う。
美少女コンテスト終了。
全生徒、
体育館を後にする。
腕を掴まれ引き留められる亜里沙。
『先生!!』
『森口さん、ごめんね。あなたに会いたいと言う人が居るのよ。ちょっと、良いかな?』
『は…はい。』
体育館の中に。
男女の姿。


