『どうした?』
後ろを振り向き、
辺りを見回す。
『ううん。何でもない。』
『本当に?』
顔を近付ける。
『ご…ごめん。実は…気のせいかもしれないけど、視線を…視線を、感じるの!』
『視線?』
周りを見回す理を睨むように見る人影。
『誰も居ない。けど、気を付けないと…俺が側に居れば、大丈夫。』
手をしっかり繋ぎ、
家路へ。
遠くから2人の後ろ姿を睨むと背を向け反対方向に歩き出す。
『視線を感じ始めたのは、いつから?』
『最近。学校でも感じたけど、それは…違うかもしれない。まぁ~気のせいだよ。』
『そうだったら、良いけど…』
“気のせい”
片付けても良いのだろうか!?
何が、
目的なのか!?
調べる事に。
徐々に、
亜里沙に近付こうと!
接近中。


