『ねぇ!亜里沙は?』
教室で待つ真純に問う。
『理と一緒じゃないかな?昼食を済ませた後、2人で何処かに行ったもの。』
『2人で…もう、諦めるしかないわね。諦めるわ。亜里沙には、幸せになって欲しいし…応援する。』
『応援しようと思ってるのは、あなただけじゃない?他の女子達は、まだ納得してないわ。諦める気持ちはないわね!でも、いつかは…認めるしかない時が来る。でも、遅いわね!』
屋上から帰って来た亜里沙は席に座る。
『亜里沙、お帰り。楽しかった?』
赤面。
『赤いよ!どうしたの?』
屋上での出来事。
『な…何でもないよ。』
『そう…そうは思えないけど。でも、嬉しい。亜里沙の笑顔が見えて!偽物じゃなくて、本物の笑顔。この先、ずっと見れるよね?』
『うん。』
廊下から教室を覗き、
亜里沙を見つめる人影。
視線を感じ見たけど、
誰もいない。
首を傾げる。
誰なのか!?
何の目的なのか!?
徐々に近付く。


