エガオノホシ





陵人の問い。


答えない。



1人の女子が手を上げる。







『可笑しいと思う。亜里沙が…男から好意を持たれるようには見えない。お化粧してないし…地味だし…好きなタイプには入らないはず!青井君みたいなモテ男が、地味な子を好きになるなんて可笑しいわ。モテ男は、美人な子しか選ばない。一緒に居るのは、恥ずかしいと感じると思うわ!だから、応援出来ない。』







女子達は、
大きく頷く。







『あの頃のように…なんて無理なのよ。私には…』







意味不明。







『そんな事ない。お前は、幸せにならないといけない。俺が、側に居るって!お前を、守りたいって!言っただろ!?俺には、お前が必要なんだよ。離れようなんて考えるなよ…な!』







『それ、どういう意味?』







『亜里沙が、必要って!そんなに…必要?亜里沙じゃなくても…』







亜里沙に、
忘れられない人が居るなんて知らない。







『森口が、幸せになる資格はあるけど…お前じゃなくても良いんじゃないか!?いつか、本気で好意を持つ者が現れるよ。だから、もう…演技は良いだろ!?』







『演技?』







『あぁ~もう、演技しなくても良いよ。疲れるだろ!?』







男子の言葉に呆れ顔。







『青井、疲れるから…もう、庇わなくても良い!』







理の肩を2回叩く。







『お疲れ様。これで、解放されるぞ!』