『からかってない。冗談でも何でもないよ。本心から出た言葉。可愛いと思ったから可愛いと言っただけ。』
『私は、“可愛い”なんて思った事がない。私自身、容姿に対しての…だから、要と理からの気持ちを伝えられた時…信じられなくて。信じる事が出来なくて。私は、美人でもないし…』
顔を背く。
『男は、美人が大好きだよな!美人じゃないとダメだとか!?自慢出来ないとか!?バカバカしい。化粧した顔とノーメークの顔は、全く違う女達は多いと思うけど…彼女を愛するなら彼女の素顔を愛さない男なんて居ない。もし、素顔を愛せない男は…彼女自身を愛していないって!事。女なら愛する男の前では、全部をさらけ出したいって!思うだろ!?俺は、お前の全部を愛してる。化粧して欲しくないなぁ~ヤキモチ妬くから。そのままの姿で居て欲しいと願っても無理だよな!?』
『私は、今のままだよ。ずっと、素顔のままだから!化粧した顔も、化粧を落とした素顔の顔も綺麗な女性は居るよ。男性は、全部…愛するんじゃないの?』
『そうとは限らない。男は、化粧を落とした彼女の素顔を見て幻滅する奴も居る。気持ちがなくなり、別れを切り出す。でも、それが男全員とは限らないからな!』
『分かってるよ。でも、そのせいで…素顔を見せないって!そう言う女性が多いんじゃないの?』
『お前は、素顔じゃん!?』
『わ…私の場合は、ずっと素顔で過ごしてきたから慣れてるだけ。その反対に、化粧した顔は見せれない。辛いよね?』
顔を伏せる。
『亜里沙の化粧した姿、見てみたい。だからって!お前に対する気持ちが消える訳じゃない。俺だけに、見せてくれたら嬉しいな!』


