誰もいない教室。
『な…何?俺に、聞きたい事って!?』
『本当の事、話して!もう1度って!言いかけた言葉の続きを…あの言葉も本心からかもしれないけど、もう1つあるんでしょ!?』
真純からの問い。
口を閉じる男子。
教室は、
静か。
『答えなさい!』
『アレが、言いたかったんじゃない。本当は、知ってる。森口が、代表者に相応しい。勝てる事を!』
『何で?』
『えっ!?』
『何で、知ってるの?』
『お前も、知ってたのか!?あの写真展の事?』
『知ってる。知らないのは、生徒達と亜里沙本人。亜里沙には少し嘘の理由を話した後、化粧させて貰い写真を撮らせて貰った。写真を撮ったのは、私の従姉妹。写真展の事は、教えてない。アレ、見に行ったんだ!でも、良く分かったわね。アレが、亜里沙だと。綺麗で、可愛いでしょ!?』
小さく頷く。
『その写真は、今…何処に?』
『アレは、従姉妹の家にあるわ!最高の賞を貰ったからね。この事は、亜里沙には内緒よ。』
『青井にもか!?』
『あたり前じゃない絶対に、内緒!』
約束をさせ、
2人は教室を出た。
まさか!?
内緒話が、
内緒でなくなるとは…


