『私も、コンテストに出場する!』
真純と不在の亜里沙以外の自信満々女子達が手を上げる。
中々、
決まらない代表者。
その様子を呆れ顔で見つめる真純。
『いつまで、やるつもり?私、帰る。関係ない者は、帰らせて頂きます。』
椅子から立ち上がり、
鞄を持ち教室を出ようとした真純をドアの方に駆け寄り帰らせないように通せん棒。
『帰らせないわよ。真純も、クラスの一員でしょ!?関係なくない。』
『じゃぁ~言わせて貰う。不在の亜里沙は、クラスの一員じゃないって!言いたいの?亜里沙が居ないのにも関わらず、代表者を決めようとしているのは、ナゼ!?』
『それは…無理だからよ!代表者が亜里沙なんて可笑しいし…恥ずかしいわ。優勝出来ない!!他のクラスに、笑われちゃう!?』
『亜里沙のどこが、恥ずかしくて笑われちゃう訳?』
『容姿。美少女コンテストには、無理じゃない!ブーイングよ!!亜里沙は、良い子だけど…これとそれとは別。』
頷く女子達。
『容姿ねぇ~じゃぁ!スッピンになってみなさいよ!!亜里沙は、ずっとスッピンなのよ。その容姿が、恥ずかしくて笑われると言うならスッピンになって見せてみなさい!!自信があるんでしょ!?スッピンが、本当の素顔。化粧で塗られた顔は、偽物に近い。スッピンが、綺麗なら納得出来るわ。』
隣同士で、
顔を見合わせる女子達。
『自信あるのは、化粧してる顔だけど…スッピンは、自信がないって!事なのね?女性は誰だって、スッピンには自信がないわよ。でも、スッピンは…その子の素顔で、笑顔が自然に。亜里沙が、代表者に選ばれても可笑しくはない。笑顔が、素敵でしょ!?』


