エガオノホシ





『そうだよ。俺にとって、お前は…初恋。けど、言っとくけど…』







言い掛けて、
やめる。







『何?』







『な…何でもない。それで、俺達は“付き合う”で?』







じーっと。







『う…うん。本当に、心から消さなくても良いの?嫌じゃない?』







亜里沙の理に問う言葉。


2人だけしか分からない。



側で、
首を傾げる陵人。







『嫌じゃないよ。お前にとって、大切だろ!?陵人!イベントの件だけど、亜里沙抜きで決めてる訳?』







『う…うん。真純が止めようとしたんだけど、盛り上がっちゃったみたいでさ!聞き耳持たずって!感じ。だから…森口は大丈夫だよ。』







『どうせ、私には無縁だし…不安じゃないです。そのコンテストは、女子も選んで良いのかな?』







『それは、出来ない。女子は、自分のクラスに投票する可能性あるから男子だけ参加みたいだよ。理も、投票するんだぞ!』







『俺は、参加しない。投票もしない亜里沙が出るなら参加する。まぁ~亜里沙に投票するけどな!』







亜里沙を見て微笑む。







『私は、出ないよ。男子全員、参加しないといけないでしょ!?数が合わなくなる。それに、各クラスの選ばれた女子達は…お洒落して、綺麗にして…誰に、投票するか!?迷うはずだよ。男子全員、楽しみにしてる。大イベント。岸田君、参加するでしょ!?』