エガオノホシ





『亜里沙の前だけしか見せない。他の奴らに見せる必要ない。お前だけに見せる。お前も、俺だけに見せてくれよな!?俺だけの為の亜里沙の素顔を。』







『素顔は、いつも見せてるよ。真純の前でも、皆の前でも…』







顔を近付ける理から目を逸らさず見つめる。







『いつも見せている素顔とは、別の顔。甘え顔。甘え声も、俺だけにしてくれ!!じゃないと、妬く。』







『妬く?妬くって…ヤキモチの事?嬉しいよ。私、ヤキモチなんて…された事ないから。』







『それは、違う。要も、見えない所でヤキモチ妬いてたはずだ。爆発したら理性が止まらなくなる。俺も、そうなるだろうな!』







目を背け、
赤面。



ナゼ!?
熱い。







『冗談じゃなく?』







『ヤキモチの事?理性の事?』







『ぜ…全部。要が、ヤキモチ妬いてたって!言うの?おまけに、理も妬くなんて…あり得ないよ。私には、そんな魅力ない。理性が止まらないは、可笑しいよ。理性なんて湧かないと思う。そこまで…ない。気のせいだよ。』







『気のせいじゃない。今、俺…理性を抑えてるぐらいだし…』







理の口から出た言葉に、
顔を伏せる。


赤面。







『そ…そうだ!泊めさせて貰うお礼として、て…手伝ってくる!』







慌てて立ち上がる亜里沙の腕を掴み引き止める。







『ここに、居ろよ!』