『決着?』
『話。忠告するだけ。女子が認めなくても…俺達のお互いの気持ちがあれば、それで充分じゃないの?段々、認めてくれるよ。俺と亜里沙の姿を見れば…名前で、呼んでくれるよね?“あなた”は、嫌だよ。』
じーっと。
『2人っきりではなくて、皆の前で?』
『あぁ~。もう、俺の思いは言ってしまったし…隠す必要がなくなった。名前で、呼び合えば関係が知られてしまう。嫌なら…』
『嫌じゃないよ。2人っきりだと、名前で呼んでるけど…皆の前だと、照れて言えないような気がする。つい、「青井君」って!言ってしまいそう。』
『徐々に、慣れてくる。』
『慣れてくる…かな?』
『慣れるよ。まぁ~名前で呼べば、視線が痛いかもな!それも、いつの間にか!?消えてなくなる。それまでは…』
『あなたは…違ったね。お…理は、モテるから視線は消えないよ。広がるだけ。家の前と校門前に居る女性達が、激怒すると思うよ。』
『勝手に、怒らせとけば良い勝手に、集まってるんだからさ!毎日、一緒に帰る事になるんだし…俺達の間には、誰も入り込めない。だろ!?』
微笑む理。
『私に見せる顔を、どうして…皆に、見せないの?』
『えっ!?』
『良い顔してるよ。』


