授業が始まるが担当教科の先生が休みで、自習になりクラス内は各々固まって勉強

私は優美と固まり、さっきの事を話すと笑い出しす

「ははっ、可愛いね~
お弁当の為に授業出るとか」

「どれだけ食命なのって感じだよね」

「それ、違うよ
りりかの手料理だからでしょ??」

「えっ、そうなの??」

全く意味がわからない、と首を傾げる、私

「そうだよ!!
りりかは知らないと思うだろうけど、清水くんが女の作ったお弁当を食べる唯一の女なんだよ??」

「知らなかった…」

そんな掟みたいなのがあるなんて…

「そうだよ!!
それまで、どれだけの女が清水くんに昼飯を渡しては断られ続けてきたか…」

「そ、そんなに…??」

どれくらいの女の子が渡したのか気になる反面、やっぱり彼はモテるのかと思った

「って、まぁ、武蔵からいろいろ聞いてる訳よ
例えば、清水くんがりりかを何故好きになったのか、とか
清水くん、ホントはりりかと同じ学年だったらいいなーって毎日思ってる、とか」

「私より結構いろいろ知ってるんだね…」

どれだけ武蔵くんがお喋りやさんなのかよくわかる

「そーよ、いろいろ話そうか??」

「うん、聞きたい
特に、私を好きになってくれた理由とか」