この身体に生まれ変わって、物心が付き始めた頃から、
頭の中では、山神のことを思い浮かべていた。
でも、
この記憶が偽物じゃないかと思うぐらい彼は私の前には現れてくれなかった。
けど、
人以外の声が聞こえること
それに、人以外の生き物は今もなお山神と関わりがある。
それが励みでもあり、辛いこと。
私の記憶は鮮明さを失い、貴方がどんどん消えて行くような虚しさと
実際に彼が居るということへの嬉しさへの板挟み
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