昔々、ある小さな国にお城がありました。


そこには、七人のお姫様たちが暮らしていました。


四女以外はとても美しく

周りからもとても大事にされていました。


しかし、
四女はお世話にも“綺麗”とはいえない容姿だったため

国民から、陰口を言われる事もありました。



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ある時国は未明の日照りにあい

作物が実らず

国は山の神に生贄を送る事に決めました。


この生贄は王族を出さなければならない決まりになっており、

国の話し合いにより、

四女が生贄になりました。


そして、四女が生贄になった翌日

雨が降り、国は危機を脱しました。


しかし、四女の行方はそれ以降誰も知りません。