「…………」
う、うそ…
神様って…やっぱり、凄い…
海鈴さんが龍の血をひいているだなんて、でも、龍神様だし納得できない訳じゃない
あ…あれ、でも…海鈴さんが龍の血をひいているのなら
「…あの…もしかして、あの岩は海鈴さんなんですか?」
「…?」
田舎の河川にある龍が描かれた岩。私が大好きだったあの岩
そんな何気ない質問にフェイランさんはニコニコしていた笑顔をやめ
真顔のまま私をみつめ、大きく息をはく
「…違うわ」
「え?」
違うの?
「あ、でも…間違いではないわね…今は。だけど、違う、そんな感じよ」
「………」
深刻に、しかもあやふやな言い方に、なんとも言えない空気が流れる
あ……あまり、聞かないほうが良かったのかも
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