二重人格神様





「そんな、じゃあ、私は…そんな凄い神様の花嫁になったんですか?…しかも、守ってもらうためだけに…」


なんか、悪い気がするんだけど…


「まぁ、そう言うことね。あ、でも、あれは海鈴様にも責任があるんだから気にしないでちょうだい」



「…でも」


そう、言われても、そんな凄い神様の花嫁だなんて…


無意識に視線を落とすとニコニコしながら、フェイランさんは更に口を開く


「あぁ、そんなに心配な顔をしなくて大丈夫よ。花嫁なんて言っても名前だけよ。と、言うか…そう考えたほうが楽だから。13番だしね」



「ん?」


13番?それ、どうゆう意味?



よくわからなく首を傾げると、フェイランさんは変わらぬ表情で手を叩く



「あ!あと、忘れていたけれど、空界には紫音(しおん)様、地天界には扇李(せんり)様、冥界には呉羽(くれは)様と言う名前の王がいるわ」



「………」


「この四人の名前くらいは、覚えていてちょうだいね」


「……あ、はい」



ま、まぁ…いいか気にしないほうがいいか


そう思い、お茶を口にするとフェイランさんはテーブルに頬杖をつき私をみる



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