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「んー…気持ちいい」
数分後、私は家を出て商店街に向かうため、近道の田んぼ道を歩いていた
右も左も後ろも前も、一面田んぼだらけ
かろうじてその田んぼの合間に民家があり、遠い場所に民家が集合している
おばさんの家の周りにも数軒あるもの、はやりそれでも少ない
本当に、本当に人が住んでるのが不思議なくらいの田舎だけれどなれてしまえば都だ
道をあるいても、ほとんど人とすれ違わないし
たまに、小さな子供達が必死においかけっこをしているくらい
田んぼに苗を植えているかと思ったけど、すでに田植えはおわり、少しだけ稲はのび緑の色が濃くなってる
「…やっぱり…これだよね」
田舎にきたら、これを近くで見ないと始まらない
トンボや蝶々やバッタとか…
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