「…まぁ…どうでもいいんだけど、ね」
そんなことを考え、私は綺麗な景色を眺めながら海鈴さんに言われた通り着替えようと服に手をかけると…意外にも私がいつも着ていた服に似ているものだった
海鈴さんが、あんな派手な公家の服だから…着物を着させらるかと思ったけど普通で良かった
内心でホッとし着ていた服のボタンを外そうとすると―…
コン、コン、コン―…
「…ん?」
突然、部屋のドアを数回叩く音がする
あれ、もう来たの?
ボタンにあった手をとめ、叩かれたドアを見ていると…
「……あ」
「失礼するわね」
そこには、フェイランさんがいた
明るいところでみるのは2回目…それでも見た目だけは男らしい女性
中身は男性だなんて、信じられないよね…
「えっと、ど、どうも…」
服をテーブルにおき、フェイランさんに頭を下げるとニコニコしながら近づいてくる
「あら、そんなに堅苦しくならないでちょうだい。頭をあげて」
「あ、は、い」
言われた通りに頭を上げれば、フェイランさんは何かをテーブルの上におき椅子をひく
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