「…ん?」
ふと、壁のように大きな窓から見える景色に身体が固まる
え……あれ、って、まさか!
ドンッ、ガラッ―…
「う…わぁ」
駆け足で近寄り、窓の鍵に手をかけ開ければフワッと身体を突き抜ける風と目に写る景色に一瞬言葉が出ない
す、凄い…
私の目に写るのは、地平線が見えるくらいの海のような湖
そして、その上にまるで水上都市のような建物が私のいる建物を囲んでいる
「これが…天界…?」
神様の世界なんて言えば雲の上なんてイメージがあったけど全然違う
普通に外国にありそうな雰囲気に胸がワクワクする
なんか、見た目もそうだけど、こうゆうのも人間っぽいんだ…
「…凄い…な」
なんか、最初から不安だったけど、綺麗なものを見ていると癒されるな
「あ…でも」
どうして、わたしがいる屋敷を中心に都市があるんだろう
数百メール離れて囲まれていて、まるで偉い人の家みたい
って、ことは……
「海鈴さんって…この世界で偉いのかな」
自ら龍神だと頷いたし…もし階級みたいなランクがあれば偉いのかもしれないな…
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