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いのりが意識を失って数時間、ある部屋に老人と若い男女がいた
「そう…それで、のこのこと帰ってきたわけですわね」
「はい…申し訳ありません。ルーテル様」
老人と若い男は床に頭をつけ深く土下座をしそれを見ながら彼女は髪の毛をクルクルと回す
「仕方がありませんわ…バレてしまわれたんですもの」
「「………」」
「海鈴様にこれ以上は嫌われたくはありませんわ。ですが、わたくしの命令を遂行出来なかったのですから…あれはあなたたちの独断だと説明いたしなさい」
「………っ」
「それくらい、役に立ってもよろしいのでは?」
「それは…おっしゃる通りでございます」
深く深く頭を下げる老人は対抗することなくルーテルの言葉を受け入れる
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