二重人格神様






貴方も、わたしを狙ってるんじゃないの?



「…あのっ」


「……?」


「どうして…そんなことを私に?貴方もわたしを排除したいんじゃないですか?」



去ろうとする彼の背中に呼び掛けると、彼は振り向き口元を緩ませる



「私は、キミの味方だからさ」


「……え」


「ずっと。味方さ」


「……………」


「上手く行くことを願う。それと、追手は私がなんとかする、だから急ぐんだ!」


「……あっ」


そう言い、彼は茂みの中を颯爽と姿を消した




「…………」


そんな彼の背中に…私は不思議な感覚に襲われていた



なんだろう…この感じ


私の味方だと、言われた瞬間…なんだか…変な感じがした


怪しいとか、恐怖とかそんな悪い感情とは違う



不思議と…彼の言葉は信じられる…いま、そう感じている


私をおう彼らは神様


そして、逃げるために海鈴様と言う神様を頼ること



初めて会ったのに、わたしは彼の言葉をすべて信じきっている


「………」


彼の正体はわからない、でも…助かるみちがあるならかけたい