み、見つかる…!
そう思い、急いで再び草むら隠れようとした時―…
グイッ―…
「え…きっ…んっ!?」
暗闇の中、伸びて来た手に腕を握られそのまま羽交い締めをされ口元を塞がれる
「……!?」
な、なに!?
背後にいるせいか、誰だからは分からない。分かるのは私の口を塞ぐ手がゴツゴツとしていて男だと言うこと
まさか…捕まった!?
「ん…んー…!!」
い、いやだっ!排除されたくなんかない!
必死に暴れるもの、ビクともしなくそのまま強引に草むらの奥の奥に引き込まれ
ある程度の場所まで行くと手を乱暴に離される
「はぁっ…はぁっ」
く、苦しい……
酸素を必死に取り込むように肩を揺らせば、私の口を塞いでいた男が正面にたち、その姿に胸がドックンと鳴る
「……あっ」
身体が震えあがり、息が出来ない
そう…だって、私の目の前には…
あのマントを羽織り深くフードを被る男がいたのだ
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