二重人格神様






なんとか、今のところ逃げきれた…



逃げきれた事で安心したのか、おさえていた感情があふれ雨と共に私の頬に涙がつたう



もう…本当に、なんなの…


どうして、私がこんな目に会わなくちゃいけないんだろう



「………うっ」


逃げることに必死で考えないようにしていた疑問



あの彼らは、何故わたしを排除しようだなんて思っているの…?



初めて会う彼らに私が何かをしただなんて考えられない



あんな…異界の生物のようなオーラをまとっている彼ら…一度会えば忘れるなんて出来ない




そんな彼らがわたしを狙う理由は…なに…?



「……う」



おばさん、おじさん、お父さん…私はどうしたらいいの?


次々に流れる涙をふき、溢れ出しそうな声を一生懸命に抑える



もう、わけが分からないよ…