二重人格神様








――――――…
――――…




「おばさん…遅いな」



その日の晩―…



晴れたはずの空から再び雨が降りだし、静かな田舎に雨の音が響き渡るなか、私は部屋でおばさんの帰りを待っていた


時間はすでに深夜の11時を過ぎている



「…何か、あったのかな」



おばさん、病院では遅くなると言っていたけれど、いくらなんでも遅すぎる


しかも、私の携帯に連絡もない。


おばさんはそうゆうことはしっかりしているから遅くなるならメールの一通くらいくれるのに…



「…んー…」


窓枠に頬杖をつきながら、車の光をさがすが見えるのは街灯や近所の家の光だけ




本当に、どうしちゃったんだろう。


おばさんが来たら、龍神様のことを話そうと思っていたのに



「あ、まさか…事故とか!?」



だから、連絡がないの?おじさんも調度…入院しているし…あ、でも



それはないか…私を家に黙って一人にするようなことしない