だから、今度は来てくれないだろう
って、思うのに…頭に浮かぶのはあの愛しい彼で…
「…っ」
か…海鈴さ、んっ
助けてっ
そう、一粒の涙が流れた時だったー…
「随分と…楽しそうなことをしているな」
「「………!?」」
「…っ」
暗闇から、聞こえる声
わかる、声だけで、私にはわかる…
この声は……
「海鈴、さんっ」
「な…なにっ!?」
「………」
来てくれたんだっ、あんなことをしたのにっ
来てくれたことが、もの凄く嬉しく、その声のする方を見ると月明かりに照らされながら
ゆっくりと姿が見えた…
そう、見えたはずだったのに…
「…え」
そこには、海鈴さんがいた。
だけど、直ぐに違和感を感じた
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