そんな期待をしたけれど、ライはそのまま檻に入ってくるなり私に近づき両腕を握る
「!?」
「神って言うのはさ、もともと流れる血の中に生物の血が混じってる」
「…?」
な、なにを今更。それは海鈴さんにも聞いたことがある
思わず首をかしげ彼を見れば、そのまま追い込まれドンッと鈍い音を立て背中が硬い壁にぶつかった
「普段は力を抑え人間らしい姿だけど、感情を揺さぶられるとその真の姿が現れる」
「…」
「で、お前の感情をいつもと違う方法で揺さぶって、人間なのか俺たちと同族なのか…それとも…別の存在か…確かめる」
「そんなことをしても意味がない」
「?」
「私は人間です。それ以下でもそれ以上でもない!」
なにを疑っているのか知らないけれど…これ以上言われると頭にくる
私のどこが人間じゃないって?神様たち見たいに容姿だって、体系だって、普通だ。
そう、普通なのに!
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