顔を歪める私にライはお構いなしに続ける
「そんな、無に等しいあいつが、たった一人の人間に干渉するだと?俺はどうもそれが腑に落ちない」
「…うっ」
「そこで、俺等は考えた」
「っ」
「お前は人間じゃないのかもってな」
「何…言って…」
人間じゃない?
「そんな事、わけあるはず…がないっ」
私は、普通のお父さんとお母さんの子だ。現に神様のことも知らなかった。そんな私が人間ではないと言うのなら何だと言うの?
息が出来ないほど苦しく無意識にライの手を握ると一瞬その手の力が弱まる
「まぁ、そう言うよな。それにお前が気付いてないだけかも知れない」
「え?」
「だからさ、確かめてみようかなって」
「…!?」
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