なんか、嫌な感じ…なんて思ってはいけないけれど、あの事件からルーテルさんは怖い
「……」
急ごう、海鈴さんの所に…
こんなところに立ち尽くしていると、また誰かに会うかもしれないから
フェイランさんに着いてきてもらえば良かった。そう思いつつ私は駆け足で海鈴さんのもとに向かった
「失礼、しまーす…って、いない?」
数分後、海鈴さんの仕事部屋に到着したけれど、海鈴さんはいなかった
どこにいったんだろう。待ってるからと言われ約束をした時は必ずいるのに、珍しい
彼いわく、待たせるのは好きじゃないから、待たせるなら待つのがいいと言っていた
こういうこともあるんだ。そう、へんに納得をし部屋に入ると
フワッと少し肌寒い風が身体を包む
「あ、まど、開いてる…」
開けっ放しにしてる、ってことは急ぎの用なのかも。しばらく待って来なかったら部屋に戻ろう
部屋のドアを閉め、ソファーに向かえば普段綺麗なのにテーブルや床、ソファーの上に沢山の紙切れ
「…」
風で飛んだと言うより、投げ散らしたような感じだ
なんか、変なの…
「…………」
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