「なる、ほど」
「前もみたの。夢を見るといつも同じ夢」
そう言うとアレスは怪訝そうな顔をするとそのまま立ち上がる
「それ、大丈夫でしょうか」
「え?」
「続く夢って言うのは危険です。もしかしたら、何者かに洗脳されてる可能性が…」
「まさか」
「そう言えますか?何回も危険な事に巻き込まれてるんですよ」
それは…なんとも言えない…でも…
「そうゆう感じではないんだ」
「どういう意味ですか?」
「悪い感じがしないって言うか…懐かしいような…なんか、不思議な感じなの」
「……」
「それに…約束とか…母親って…よく分からないことを囁かれるの」
母親との約束ってなんなんだろう。
よく分からない夢にお互い首を傾げるとアレスが私に着替えを差し出す
「そうですか…ですが、一応海鈴様に相談してみませんか?」
「え」
「毎回、叫ばれては不安です。最悪、何か原因があるのかもしれませんから」
「そんな、ただの「ただの夢ではありません」」
「うっ」
言葉を遮るアレスの口調がいつもより強い
「わかった…よ。話す。でも、帰ってきたらね」
話す以前に今は海鈴さん、いないし…
「そうですね。もう数日で帰ってくると思いますので、必ずですよ」
「わかった、よ」
言いたくないけど…言っても、ただの夢で終わっちゃうだろうし。
渋々頷くとアレスは満足そうに首を上下に動かす。それを見てから着替えを置き服のボタンに手を開けるとアレスが慌てて顔をそらし背中を向ける
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