確かに、寂しいと思ったけど見抜かれてしまうだなんて
なんて言ったらいいか分からなく、あたふたすればフッと笑う声が響く
「素直で良いことだよ」
「…う」
「まぁ、それより…いのりも身支度をして」
「?」
「お腹が空いた。一緒に朝食でも食べよう」
「……」
海鈴さんと、朝食?
「いい、んですか?」
だって、海鈴さん…いつも朝食は一人か食べない
私がこの世界に来たときに数回だけ一緒に食べただけ
だから、寂しくてアレスやフェイランさんを無理やり誘っていた最近はグレンくんと仲良くなったから彼が一緒だったけど
「…」
突然の誘いに彼を見上げれば、ニコリと濁りのない笑顔
「いいんだよ。言っただろう?鎖で繋いでって。僕はいのりの忠実なペットなんだから」
「…」
「久しぶりにいいじゃないか。それとも、嫌なのかい?」
「ち、違います!」
嫌なわけがない、嬉しいんだよ
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