二重人格神様



もう、いい。つかれた、よ


私は身体の力をぬき、私を押し倒すライを見つめた



「……は?」



そんな私の行動が予想外だったのだろう、ライは唖然と私を見る



もう、いい。いいや…これは、私の運命なのかもしれない。それなら、その運命に抗うのはやめよう



「…ねぇ…ライ、さん…」


「……」


「もう、好きにしていいです」


「…あ?」


「私はもう、抵抗しませんっ」


「へぇ…」


「すなおに、殺られます。だから、だから…一つだけお願いがあります…」



私のたった一つの願い、それは…
















「私の家族は、殺さないで…っ」


「…………」


「私が邪魔なんですよね?なら、もう私の家族に関わらないで下さい…」



もともと、そのために、こんなことになったんだ



なら、自分から彼らに交渉すればいい。こんな苦しい思いするなら、楽になりたい





「なるほどな……いいだろう、もうお前らには関わらねぇよ」


「…っ」


「ライ!何をいう!そんな同情など、するでない!」


「別にいいじゃねぇか、アイツは俺が説得するよ」


「…………」


「まぁ、どうしていきなり素直なったかは気になるが、最終的にこうなるなら、いい」



そう言うと、ライは刀を地面ならぬき両手で持つと、私に向ける