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「…はぁっ、はぁっ」
ルーテルさんから離れて、私はとにかく走った
よく、分からない感情から…ルーテルさんから逃げるように私は無我夢中で城下を走った
海鈴さんが言っていた通り、城下には沢山の神様がいた見たことのない姿だったり
いつの日か見た、アレスと同じ半分だけ姿がおかしい姿
涙を抑え走る私に指をさし、"人間?"と叫ぶ者"海鈴様の花嫁!"と奇妙な目で私を見るもの
普段なら、気にしていた…だけど…今はそんなのどうでも良かった
ただ、逃げたくて…一人になりたくて
長い時間が経過したあと、私は物陰に小さくなりながら我慢していた涙を流した
「…っ」
沢山走って、息をするのも苦しいのになんで涙は止まらないんだろう
胸が痛くて、涙が次々に溢れる
それと同時に頭を埋め尽くすのは海鈴さんのこと
海鈴さんとルーテルさん、他の皆がそんな関係だったなんて全く知らなかった
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