「いのりさん?」 「…ごめ、んなさいっ」 もう、これルーテルさんから、海鈴さんの話しは聞きたくない 聞きたくなんか、ないっ そう考えたら、何もかもが限界で私は勢いよく、その場から逃げ出したーー… 「…あーあ、もう少し遊びたかったのに、人間はやはり弱いわね」 いのりがいなくなったあと、一人ベンチに座るルーテルからそんな言葉が溢れる 「でも、まぁ…目的は果たしたわ。あとは…彼らに任せるだけね…」 そう薄笑いを浮かべルーテルはその場から立ち去ったーーー… ・