ど、どこまでの、関係?
「え、いや…あの」
「口付けを頂いたのかしら?それとも、身を捧げたの?もしくは…何もない、清らかな関係?」
「る、ルーテルさん…」
「私はね…海鈴さんに抱かれたわ」
「……え?」
海鈴さんに抱かれた?
衝撃的な台詞にルーテルさんは言葉を続ける
「海鈴さんはお優しい。いつも、私を抱いてくださるわ。私が頼べば必ず…時には強引に迫られることもあるわ。でも、いやじゃないの…海鈴さんを愛しているから」
「…っ」
「もちろん、悲しいことに海鈴さんは花嫁みんなに…そうしてるわ。貴女も、同じでしょう?」
「………」
なんだろう、なんだろう…なんか、胸が痛い
海鈴さんがルーテルさん、他の花嫁達を…抱いている
私にしてくれた、あのキスを他のみんなにも?してるの?
あんな風に、私と同じように触れているの?
「………」
無意識に手が震え、さらに胸が激しく痛くなる
苦しくて、何もききたくない。この場所にいたくない…だって、わたし…
視界がゆがみ、必死にそれを隠そとルーテルさんに背中を向けると彼女は私の肩に手をのせ耳元に唇を寄せる
「あら、どうしたの?いのりさん。貴女も、海鈴さんに抱かれているのでしょう?あぁ、まさかまだなのかしら?可哀想ないのりさん、花嫁なのに、抱いてもらえないなんて」
「………」
「頼んでみるといいわ、彼は断らないから」
「…………っ」
「海鈴さんはとてもお上手よ。優しいけど、激しく…愛して「る…ルーテルさん!」
「!?」
耳元から聞こえる悪魔のような囁きに私は思わず立ち上がった
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