二重人格神様




も、もう!な、何を言うのよ!アレスは!


「か、可愛くないから…丸顔だし…身長高くないし…」



「何を言ってるんですか。可愛いですよ、人間らしい可愛さがありますね」


「アレス!やめて!」


あまりにも恥ずかしく、傘で顔を隠しながら彼の腕を叩くとアレスはクスクスと笑う


「いのり様、照れてます?いつも海鈴様から同じように口説かれてるんではないですか?」



「………っ」


それは、否定出来ない。だって、海鈴さん…いつもだけど二人だといつも以上に物凄く甘いから



だ、だけど……


「からかわないでよ!怒るよ!」



アレスに言われると、余計恥ずかしく


それを誤魔化すように更に数回腕を叩くと…









「あら、仲がよろしいのね」


「「…!!」」



背後から透き通った優しい声が響き、アレスと一緒に振り向けば、そこにはルーテルさんがいた