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「昨日は…色々とすまなかった」
「…いえ」
10分後、海鈴さんの後を追えば少し離れた場所で腕を組ながら立つ彼がいた
そんな彼の様子を伺いながら近寄れば、相変わらずの優しい笑顔で私をみつめ口を開いた
「昨日、別れてから心配したけど、思ってたより元気みたいで良かったよ」
「…は、い」
元気ではない、少なからず頭のなかにはあの事があるし
目線を合わせずに答えると、海鈴さんは組んでいた手をときそのまま頬を触る
「そうか」
「はい…あ、の…それで何か用事でしょうか?」
あまり、海鈴さんと一緒にはいたくない。嫌でも考えちゃうから。
「…あ、うん。ごめん…実は、さっき…昨日言ったことを実行してきた」
「………………っ」
「もう安心だよ。奴等には分からない土地に身柄をうつしたから」
「そう、ですか…」
やっぱり、そうなんだ。
「…ありがとう、ございます。安心しました…」
これで、みんなが安全なら…いいんだ
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