二重人格神様




「え、フェイ様が!?」


「うん」


スプーンを動かし少し冷めたスープを飲むとアレスが頭を抱えて私をみる


「ご、誤解です」

「へぇ」


誤解じゃないくせに。


てか、それより二人にあまり気を使わせたくない


だから、食べよう。考えるのはそれからでもいいや


そう思いパンを食べれば、アレスが慌てて私の隣り来る



「い、いのり様っ」

「アレス、諦めたほうがいいぞ!事実なんだからな」


「事実などでは…」


「事実だろう!前にアレスが女の子泣かしてる所を目撃したしな!」


「グレンさまっ!」


「……は……はは」


そんな光景を前に私は、苦笑いを浮かべながらご飯を食べる