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「アレス、いのりに何をしたんだよ!」
「い、いえ。私は何も…」
「嘘だ!いのり、おかしいもん!」
「…それは…」
「……………」
翌朝、グレン君に朝食に誘われテーブルに着いたもの私の頭の中は昨日のことでいっぱいだった
美味しそうな食事を目の前に食べる気がしなくスプーンを手に持ったまま動かない私に対してアレスとグレン君はチラ見を繰り返している
「ほら、アレス。いのりに何か言えよぉ」
「わ、私がですか?」
「僕に言わせるの?」
うっ、と、息を詰まらせため息をはいたあといを決したように私をみる
「あの、いのり様?」
「え…あ、ん?」
「ご飯が、冷めてしまいますよ?」
「ば、ばか!もっと気のきいたこと言えよ!ご飯が冷めるじゃない!」
バシッとグレン君がアレスを叩くと、アレスは困ったように髪をかるくかはきあげる
「す、すみません…慣れてなくて…」
「何が慣れてないだよっ!他の女の子には手が早いくせにっ!」
「ぐ、グレン様!い、いのり様の前でそのようなことは…」
「……………」
あー……二人に気を使わせたかも
二人のやり取りに苦笑いを浮かべ止まっていた手を動かす
「大丈夫だよ、アレス。アレスが女の子に手が早いのフェイランさんから聞いてるから」
屋敷案内された時にきいたし
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