二重人格神様




「…ぁ」


「違うよ。髪に触れさせるほど、グレンがいのりになついたのが面白いだけだよ」


「あ、そ、そう…ですか…っ」



な、なんだ

切ったことは悪くなかったんだ。


そう、ホッと胸を撫で下ろすもの、あることに気付く


て、てか…そんなことより、今さらだけど、なんか距離が近い!


昨日のキスと同じくらいの距離に胸が鼓動を繰り返す


「えっと…その」


は、離れてほしいんだけど…心臓がもたない


「か、海鈴さん…いい加減、はな「ねぇ、いのり」」


「あ、はい…?」

な、なに!?


私の言葉を遮ると、海鈴さんは私の唇をいやらしく触り、そのまま私の腕を握る



「正直ね、驚いてるんだよ。だって、グレンが僕の花嫁に、ここまで心を開いたのは、キミだけだから」


「ぇ?」


「本当、不思議だ。ねぇ…いったい…どうやってグレンをたぶらかしたんだい?」



「たぶらかしたって…きゃっ」


ドンッと乱暴を私を壁に押し付け、爪が食い込むくらいの力で私の腕を抑えつける




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