二重人格神様






「ぁ…ぅ、ん」


頬を擦り寄せ、無邪気な笑顔を浮かべながら笑うグレン君に


海鈴さんは、数秒間黙り混み背後に膝まつくアレスをみる


「…アレス」

「…ぇ?」


その瞳は酷く冷たく、いつもの…穏やかな海鈴さんじゃないみたい


怒ってるような顔。そう、時たま…海鈴さんはまるで別人のような顔をする


普段が穏やかで優しいから、怒ると言う感情に違和感を感じるせいか


アレスをみる海鈴さんは怖い


もしかして、髪の毛を切るのはいけなかったのか?


海鈴さんの髪の毛は長い。だから、グレン君もそうじゃないといけないとか


だとしたら、大変なことをしてしまったかもしれない



喜ぶグレン君に対し、対称的な反応にびくびくしながら海鈴さんを見ると


無言の圧力でなにかを察したアレスが慌てて立ち上がり、私に近づく



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