二重人格神様






そ、そうなんだ…


そうか、じゃあ…龍神様らしき人物にはもう会えないんだ


まぁ、会いたいわけではないけれど…龍神様だと知って会いたかったな



龍神様のこと昔しから知って憧れだったから



「…ふう」



再び西瓜をたべ、私は不意におじさんがみるテレビに視線をむける



仕方がないか、タイミングが悪かったよね



龍神様らしき人物に会えて、岩に近づくなって言われたのは私を助けるためだったのね


そう考え、麦茶を飲むとある疑問が浮かぶ



「…ん?…あれ…」


でも、待って。あの彼が本当に龍神様なら



なんであんなことを言ったんだろう…


岩に近づくと、龍神様に拐われるって…あの彼自身が龍神様なのに?



「………」


って、ことは…あの彼は龍神様じゃないの?



「あの、おばさん…でも」


「そうだ!いーちゃん、お風呂わかしてあるから、一番風呂どう?いーちゃんのために、いいユバナをいれたのよ」


「…え?」


おばさん、今の話を疑問に思わないのかニコニコしながら言ってくる