二重人格神様





「いのり…もしかして、気持ちいいの?」


「…あ」


ペロッと海鈴さんは自身の唇を厭らしく舐め、後頭部にあった手を離すと


そのまま私を机の上に押し倒し、顔の横に手をつく



「かっ」

「なら、このまま…しちゃう?」


「な、な…っ」

「無理強いはしないけど」



私の髪の毛を手に絡めながら弄び、そのままゆっくりと服に手をかけられる


「…あ」


ど、どうしよう…拒否しなくちゃいけないのに…身体が動かない


さっきのキスのせいだ…

さっきの、甘く優しい口付けが…私の思考回路をおかしくさせてる


「海鈴さん…っ」


「…そんな、誘うような瞳でみないでくれないかな。少し…からかっただけなのに…本当に抱いてしまうよ?」


「あ…の」

「嫌なら、いますぐに僕を引き離して…」


髪の毛を触っていた手を離し、そのまま胸元に顔をうめられ銀色の髪の毛が顔にかかる


くすぐったく、サラサラで、ずっと嗅いでいたくなるようないい香りに



「…ん」


もう、どうにでもなれ…


そう、覚悟をし…

海鈴さんの肩に軽く手をのせる……けど……




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