二重人格神様





「…んっ」


2回目のキスはさっきりより、ハッキリと唇が触れる


「…海鈴さんっ」


「いまのは、初めて出会った時のぶんだよ」


「…ん…っ」



「これは、夜…一人にしなかったぶん」


「あ…ん…」


「これは、倒れそうになった君を支えた分」


「……うっ」


「それで、最後に…昨日、君を守ったぶん…」


そう言い、さっきとは180度違い後頭部にあった手を引き寄せ


まるで、食らいつくように唇を唇で挟まれ、ペロッとなめられ


空いた隙間を見計らって、熱いキスが私を襲う



「……っ」


熱く、ゆっくりと、厭らしく…優しい情熱的なキス


な、なに…このキス……

激しいキスとは違う…とにかく優しいのに熱いキスに身体の力が抜けそうだ



息をすることも、忘れてしまいそうな感覚が、不思議と気持ちよく



ギュウと、海鈴さんの服を握ると…唇が離れ…相変わらずの優しい笑顔を私に向ける




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