二重人格神様





いきなりの告白に、聞きたいことは沢山あるのに…



耳朶をいじられ、感じてしまう感覚に頭がついていかなく、ただされるがままになっていると



不意に彼は手を離し、私の後頭部に手を回す


「…ちょっ」


「でもね、最近は君を守ることで精一杯なのか…少し力が弱ってるんだ」


「……っ」


「だから、君にして貰いたいのは僕に力をくれることだよ」


「そ、それは……ね、願いをって……こと?」


「ううん。悪いけれど、いのり一人の願いでは満たされない」


「…な…なら…」

やっぱり、身体?



イヤな想像を頭の中でしてしまい、キョロキョロとしているとクスリと笑う



「ばーか…身体じゃない…こっち」



そう、囁かれた瞬間―…

「………」


海鈴さんの唇が近付き、キスされる…そう理解した瞬間―…




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